ウズベキスタンの中心あたりに位置するブハラ。
かつてはシルクロードの中継地として、文化の中心として栄えたまちです。
旧市街には今も遺跡がたくさん残っており、
日本でいうところの、奈良のような感覚でしょうか
詳しい歴史などは「ブハラ」で検索すればたくさんでてくるので、
興味がある方はぜひ調べてみてください(笑)
訪れて私が一番驚いたのは、
その遺跡群の中で普通に生活している人々です。
このレンガ造りの街の中に家があり、学校があり、職場がある。
もちろん観光地として整備されてはいますが、
それももはや生活の一部になっているような。
朝靄が立ち込める早朝から、
お母さんたちが箒を手に持ち掃除をする光景。
街角に座るおじさんに「おはよう」と声をかけられる。
京都で生まれ育った私には、
なぜか慣れ親しんだ街のような不思議な感覚でした。
ガイドさんと一緒に遺跡の観光をするのもとても面白かったですが、
朝にホテルを抜け出し一人であてもなくブラブラすると
その街の本当の姿が見えてくる気がしました。
日本から遠く離れた、
縁もゆかりもない「ウズベキスタン」という国で
懐かしさと温かさを感じる白昼夢を見たような、
そんな体験でした。
歴史や説明の記事が続いたので、
今回は少し個人的な感想を書いてみました。
ウズベキスタンにすこしでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
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